狭い部屋の中で、自分に囁いていた。
その静かな言葉たちは、まるで空から降ったみたいに。
異空間の感じをさせた。
空耳かも。
track2.「規則」
規則。
あるのかな。
それは世界の縛りというものなら、破ってほしい。
そして笑えるであろう。
track3.「自由」
私たちは自由でいない。
私たちは自由になれない。
私たちは自分に縛られているのである。
意識していてもしていなくても。
解放を得ない。
死ぬまで。
track4.「孤独」
自分と似てる左脳を持っている人間じゃなけりゃ、
つながりを作っては無理である。
一応、孤独から救われた感じをさせたかもしれないが、
何れに黙るようになり、前よりもっと、
寂しくなるであろう。
track5.「反抗」
世界が暴れる光景を見たい。
時を暴走させたい。
時が暴走する様。
track6.「質感」
肌の温度。
黒い金属の声と共に、
心臓の鼓動を煽てた。
それはロックにエロティック、というもの。
track7.「神様」
人間は愚かである限り、
ゴッドの存在が必要である。
track8.「イエス」
イエスは、暗闇の隅から私を質問し続けていた。
「お主の心は、何処にいる。」
静かに、私の神経を叩いていた。
track9.「恐れる」
怖い。
人間として、怖いんだ。
track10.「夜明け」
独りで夜を過ごせば、
陽の光が顔を照らした時、
貴方が思い出されたんだろう。
普通、そう思うはずだけど、違った。
その一瞬、記憶喪失になってしまった。
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